HB缶(ハイブリッド缶)の特長

耐内容物性

耐食性に優れた多層ポリエチレン系フィルムによって缶内部の金属面を完全にカバーしております。

金属にフィルムを熱融着させ、フィルム同士を熱融着させるため天地巻締部・サイドシーム部が完全に袋状となり、接着剤を使用する必要がありません。

内面塗装缶よりもフィルムが厚いため、製缶時の内面キズ等のダメージや手環取り付け時の溶接ダメージの影響がありません。

多様性

内容物及び使用条件により、各種口元をご用意しております。

口金（ポリネック40・50　カールド50　リード70　ペットローヤル40・50　ステンローヤル40・50　クリンプ50）
＊1.3L　4Lは、カールド40のみ
容量(1.3L　4L　18L)

経済性

アトロン缶・BIBより、一定量性・自動充填性・経済性に優れており、ポリコン・ペール缶などより安価です。

廃棄方法

内容物を使いきった後、金属スクラップとして廃棄処理が可能です。

HB缶(ハイブリッド缶)の構造

HB缶(ハイブリッド缶)の材料

缶胴、天板、地板

TFS 0.32mm（JIS G 3315に準ずる）

HB缶(ハイブリッド缶)の品質

食品衛生法

食品、添加物等の規格基準第三器具及び容器包装Dの4による試験方法にて、厚生労働省告示第201号改正に適合しております。

消防法

危険物運搬容器(KHK規格：危険等級II)に適合しております。(18L)

国土交通省

危険物運搬容器(UN規格：容器等級II)に適合しております。(18L)

安全性

環境関連物質(鉛・水銀・カドミウム・PBB・PBDE・PCB等)の使用はありません。

HB缶(ハイブリッド缶)の規格